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POPは、来店したお客様が「買うかどうか」を決める最後の瞬間に見るものです。売場での最後のひと押しを担う販促物でありながら、手が回らず社内で急ごしらえしたまま何年も貼りっぱなし——という店舗は少なくありません。
この記事では、POPデザインを外注するときの料金相場、プロに頼むべきPOPと自分で作っていいPOPの線引き、依頼するときのコツを、制作を請けている側の視点で整理しました。
まず費用感です。POPは制作会社によって価格の付け方が大きく違うため、何が含まれるかまで含めて比較する必要があります。
| 依頼の仕方 | 相場の目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 既存デザインの展開 | 数千円〜1万円台 | 同じ形式で内容だけ変えて出し続ける定番POP |
| フルオーダー1点 | 1万円台〜2万円台 | 新商品・イベントなど、その回限りの訴求 |
| 写真加工込み | 上記+1点あたり数千円 | 商品や料理の写真をきれいに見せたい場合 |
| 複数点セット | 1点あたりの単価が下がる | 売場全体をまとめてリニューアルする場合 |
見積もりで最も差が出るのが「写真加工が含まれているかどうか」です。安く見えた見積もりに写真のレタッチ・切り抜きが含まれておらず、あとから追加になるケースがよくあります。発注前に必ず確認してください。
すべてを外注する必要はありません。線引きの基準は「そのPOPが売上をどれだけ動かすか」です。
| 自分で作っていいPOP | プロに頼むべきPOP |
|---|---|
| 価格変更・売切れなどの短期告知 | 看板商品・主力メニューの訴求 |
| 手書きの温かみを活かしたひとこと | 商品写真がメインになるもの |
| すぐ貼り替える一時的な掲示 | 長期間貼り続ける定番POP |
| スタッフの手書きPOP(それ自体が味になる業態) | 売場全体の統一感を作りたいとき |
特に写真が主役になるPOPは、外注の費用対効果が最もはっきり出る領域です。同じ料理でも、色味と明るさを整えるだけで注文数が変わります。
POPで最も多い失敗が、離れて見るPOPに情報を詰め込みすぎることです。サイズごとの目安は次の通りです。
卓上POPは手に取る距離で読まれるため、ある程度の説明文を入れても成立します。一方、島端や壁面に貼るA3以上のPOPは、通りすがりに一瞬しか見られません。サイズが大きくなるほど、文字は減らすのが原則です。
「新商品」「期間限定」「お得」を1枚に全部書くと、どれも印象に残りません。伝えたいことが複数あるなら、POPを分けて掲示する方が結果的に伝わります。
POPは1枚単位ではなく、売場全体で目に入ります。作った時期がバラバラで書体も配色も違うPOPが並ぶと、店全体が雑然として見えます。ベースの配色と書体を決めて全POPで統一するだけで、売場の印象は大きく変わります。
POP DESIGN
POPデザイン 13,200円〜/写真の加工からデザインまで社内一貫対応
商品写真のレタッチ・切り抜きからPOPの構成まで、当社内で完結します。素材が揃っていない状態でのご相談も可能です。
島内POPは、遊技機の派手な光と装飾に負けない視認性が必要です。中途半端な明度の配色は背景に埋もれるため、濃色ベースに金や白の文字を乗せる構成が定番になっています。新台入替のたびに差し替える前提で設計しておくと、入替ごとの制作が軽くなります。
機種紹介POP
キャラクターの世界観を活かしつつ、機種名を最下部に大きく配置。島内の光量に負けないよう、彩度とコントラストを高めに設計しています。
リニューアルオープン告知POP
「何の告知か」を最上部で確定させ、日付と開店時刻を離れた位置からでも読める大きさで配置。装飾は情報の邪魔にならない範囲に留めています。
※掲載画像はサンプルとして加工したものです。ほかの制作例は広告デザインの制作実績でご覧いただけます。
料理写真の質がそのまま注文数に直結します。シズル感(湯気・照り・断面)が出ている写真を使うこと、そして卓上POPは客席から手に取られる距離なので、価格と内容を明確に書くことが重要です。
商品の切り抜きを使ったPOPが基本です。背景を白または単色に統一すると、棚に並んだときの一覧性が上がります。切り抜きの精度が低いと商品が安っぽく見えるため、ここは外注する価値が高い部分です。
デザインのラフを描く必要はありません。以下の4点をテキストで渡せば、制作側は動けます。
逆にレイアウトまで細かく指定してしまうと、プロ側の改善提案が入る余地がなくなります。「何を一番伝えたいか」だけ明確にして、見せ方は任せた方が良い結果になることが多いです。
依頼の具体的な流れは写真レタッチの依頼方法、販促物全体の設計はパチンコ店の販促デザイン完全ガイドにまとめています。
POPのご依頼で最も多いのがこれです。ただ、すべてを大きくすると、結果として何も目立ちません。当社では原稿をいただいた段階で、まず「このPOPを見た人に何をしてほしいか」を伺うようにしています。手に取ってほしいのか、価格を知ってほしいのか、期限を伝えたいのか。それが決まると、自然に優先順位がつきます。
LINEやメッセージアプリ経由で送られた写真は自動圧縮されており、印刷すると輪郭が甘くなります。原本が手元にあるのに圧縮版が届いてしまうケースは珍しくありません。撮影したままの元データをそのまま送っていただくだけで、仕上がりの精度が変わります。
参考イメージをいただけるのはとてもありがたいのですが、他店のPOPをそのまま真似ると、その店の強みに合わせた設計になってしまいます。当社では参考画像を「どこが良いと感じたのか」に分解して——余白の取り方なのか、色数の少なさなのか、写真の大きさなのか——自店の商材に合う形に置き換えるようにしています。
これが一番もったいないパターンです。1点ものとして作ってしまうと、内容が変わったときに手を入れられず、古い情報のまま貼り続けることになります。継続的にPOPを出す予定があるなら、最初のご依頼の時点で「差し替えて使いたい」と伝えていただくのが結果的に一番安く済みます。
1点から受けている制作会社が多くあります。まずは反応を試したい1点だけ発注し、効果を見てから展開するのが安全です。ただし1点あたりの単価は、複数点まとめて依頼するより割高になる傾向があります。
用途によります。卓上POPやA4程度までなら、スマホ写真でもレタッチで十分見栄えのする仕上がりになります。ただし暗い店内で撮った写真は色かぶりや手ブレが出やすいため、明るい場所で撮り直せるなら撮り直した方が結果は良くなります。
デザインのラフは不要です。「入れる文言」「日付や価格などの確定情報」「サイズ」「掲示場所」の4点をテキストで渡せば十分です。むしろレイアウトまで指定してしまうと、プロ側の改善提案が入る余地がなくなります。
使い回せます。制作時に「今後、日付と商品名を差し替えて使いたい」と伝えておけば、差し替えを前提とした設計で作ってもらえます。継続的にPOPを出す店舗ほど、この作り方が最もコストを抑えられます。
1点あたり数千円〜2万円程度が一般的なレンジです。写真のレタッチや切り抜きが必要か、既存デザインの展開か1から起こすフルオーダーか、点数をまとめるかで大きく変わります。見積もり時に「写真加工込みか」を必ず確認してください。
POPは「掲示距離に合ったサイズと文字量」「1枚1メッセージ」「売場全体の統一感」の3点を守れば、それだけで伝わり方が変わります。そのうえで、売上を動かす主力商品のPOPだけプロに任せる——この使い分けが、コストと効果のバランスが最も良い進め方です。
MARVELOUS DESIGNは、写真レタッチと広告デザインを社内一貫体制で手がけています。POPデザインは13,200円〜、商品写真の加工からPOPの構成、店舗全体のトーン統一まで、まとめてご相談いただけます。料金は料金ページで公開しています。
POPの制作、外注できます
機種紹介やイベント告知のPOP・ポスターを13,200円〜で制作しています。設置場所やサイズに合わせた複数展開、写真の補正込みでの作り込みにも対応しています。
外注をご検討中の方へ